テキストをSTLに変換
STL書き出しは各文字をソリッドへ押し出します。グリフの塗り面が上面と下面に三角形分割され、垂直な側壁でつながれる構造です。結果は水密で、スライサーがきれいなツールパスを出すために必要なのはまさにこれです。
テキストをSTLに変換スライサーが受け付けるメッシュ
各グリフの輪郭は三角形分割の前にカウンターと解決されるので、「A」の横棒は中身が詰まり、その三角部分は貫通した穴になります。上面と下面はそれぞれ独立に三角形分割され、境界エッジに沿って垂直な壁で縫い合わされるため、スライサーが文句を言うような相方のいないエッジは残りません。
- 押し出しの深さはご自由に。触らなければ既定でテキスト高さの5分の1で、サイン用途によく馴染みます。
- STLには単位ヘッダーがなく、スライサーは数値をそのままミリとして読みます。したがって選んだ単位は宣言ではなくソリッドの拡大縮小として効きます。既定では「1単位=1 mm」という慣習を保ちます。
- 溶接設定に関わらず各グリフは自身と統合されるので、フォントの重なった輪郭が内部の壁を生むことはありません。
中実の文字か、中空の文字か
塗りだけなら、文字は中実のブロックとして押し出されます。輪郭だけなら縁まわりの帯だけが押し出され、線幅ぶんの壁を持つ中空の文字になります — 象嵌やライトボックス、レジンを流し込むつもりのものに向きます。両方なら、ソリッドとそれを囲む帯の両方が得られます。
何で出力するか
メッシュはごく普通のASCII STLなので、Cura、PrusaSlicer、Bambu Studio、Orca、Simplify3D、そしてあらゆるCADで読み込めます。キーホルダーや看板なら、スライサーでZ軸を伸ばすのではなく書き出し前に深さを与えてください。ここで押し出せば、文字面は平らなまま、壁もきっちり垂直に保たれます。
よくある質問
- このSTLは水密(マニフォールド)ですか?
- はい。面は壁を縫い合わせたのと同じ境界エッジから作られるので、ソリッドは閉じます。スライサーやメッシュ修復ツールが穴を報告することはないはずです。
- 実寸はどう決めますか?
- フォントサイズはジオメトリ単位での文字の高さで、既定では1単位=1ミリです。つまりフォントサイズ100は100 mmの高さで出力されます。センチやインチで作業したいときは単位セレクターを切り替えてください。
- 文字がつながった一体の造形にできますか?
- 文字同士が重なるスクリプト体を選ぶか、重なるまで字間を詰めてください。重なりはグリフ単位で統合され、接しているグリフは一体として出力されます — 手に取られるキーホルダーや看板でよく使う手です。
- バイナリSTLですか、ASCIIですか?
- ASCIIです。ディスク上では大きくなりますが、どこでも読めますし、書き出しをバージョン管理に入れておけばdiffで比較できます。